脂肪細胞の仕組みについて

脂肪細胞という単語は、ダイエットについて調べる時によく出てくるものかもしれません。この細胞は脂肪の合成や分解、このほかに蓄積をする細胞で、この蓄積量が多くなってしまうと肥満につながるのです。かつての脂肪細胞の認識では、成長過程までは増加するものの、体が成熟すると細胞数は増えず、縮んだりふくらんだりすると言われていました。しかし最近の研究でこの考え方に変化が生じてきたのです。成人してからも、場合によっては脂肪細胞がふえることがあるというものです。かつては、脂肪細胞がつくのは、思春期、乳児期、胎児期に限定されていました。今では、それ以外の年代でも脂肪細胞が多くなることがあると言われていますので、気をつけましょう。この細胞には種類があります。それは白色の物と褐色といわれる物です。体の中でつくられた脂肪細胞は、白色脂肪細胞の中に貯蔵され、体脂肪として体の中に存在し続けると言われています。褐色の物は余分なエネルギーを熱として放出するという特徴があるので、成人になるにつれて減少します。年齢を重ねると新陳代謝が下がり、体脂肪が増えがちになることと、褐色脂肪細胞の状態は関係性があるようです。褐色の脂肪細胞が減ると、肥満のリスクが高まると言われています。ほくろ除去